作業場の椅子をバランスボールから椅子に変えたら作業効率が230％にアップした

私は姿勢がかなり悪く、気が付くと超前傾姿勢になっていたり椅子の上で体育座りをしていたり、挙句腰を痛めたりしていたのでいろいろ調べた結果椅子をバランスボールに変えるといろいろ捗るらしいということで今年の4月よりバランスボールを使用しておりました。

2ヶ月ほどそのような環境で作業をしておりましたが、この度また椅子に戻しましたのでその理由や感想をまとめたいと思います。

私の行っている作業について

基本的にデスクワークで大体の時間をディスプレイと向き合って過ごしています。打ち合わせ、トイレ、お茶くみ以外の時間はほぼ椅子に座っています。死亡リスクが上昇すると言われる典型的な状態。ヤバイ。健康な状態で長生きしてえ。

バランスボールを使うデメリット

健康に気を使ってこれからバランスボールを椅子代わりに使ってみようと思っている方の参考になるかどうかはわかりませんが、実際に使ってみて短所と感じた部分を書いていきます。

バランスを保つのが大変

そういう健康器具なんだから当たり前だろうと思われる方もいるかと思いますが、結構そっちに気を取られてあまり集中できていない気がします。また、マウスやキーボードに置いた手で無意識に体を支えてしまっていることも多く、結果的に肩が凝ったりもしました。

弾んで遊んでしまう

気づくと上下運動をして遊んでいます。楽しくて健康的！と思われるかもしれませんが、この間作業は全く進みません。

位置の修正が難しい

バランスボールは球体ですのでもちろん転がります。ですが、座った状態から少し腰を浮かせてボールを動かすためには別に体重を一旦預ける場所がないと難しいです。一瞬腰を浮かせる事自体は難しくはないのですが、材質上の問題で体のいずれの部分もボールに触れていない状態を作らないと場所の修正は容易ではないと思います。

ですので、座った状態から椅子を引くようにしてやや体を机に寄せたり、キーボードに対して正面の位置に座れていないのでちょっと場所を直したりということがなかなかできません。腰をおろしたポジションがホームポジション的な状態になってしまうので、位置の修正が必要な場合は一度立ち上がって座りなおしていました。

触れる面積が広い

通常の椅子に比べてバランスボールはバランスを保つためか、体に触れる面積が広いように感じました。個人的な感想ですが、最近なかなかに暑くなってきたので素材的にもあまり広い面積で触れているのはなかなか不快です。真夏なんかだと汗とか皮脂とかベッタリついたりしそう。

バランスボールに慣れてしまう

これが今回バランスボールをやめようと思った一番の要因で、バランスボールを椅子の代わりにすることに慣れてきました。その結果、最近バランスボールの上でもあぐらや片膝立ち、猫背など悪い姿勢が平然ととれるようになってきてしまいました。

これでは姿勢を治したいという当初の目的を満たすことができないと思い、普通の椅子に戻すことを決めました。

普通の椅子に戻してみて感じたこと

背もたれすごい。めっちゃ楽。何より座ることに集中しなくて良くなったので作業効率が上がったように感じます。

まだ1日しか経ってないのでわかりませんが、昨日に比べて単位時間あたりのコードの行数が2.3倍という結果が出ました。昨日の自分がクソ怠惰だった可能性もありますが、多分椅子の変化による影響です。