【意見には個人差があります】カメラの選び方

公開日: : 最終更新日:2014/11/17 日記

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最近立て続けに「カメラを買おうと思うんだけどどれがいいかな」という相談を複数件受けましたので、個人的な意見やバイアスなどが多分に含まれる内容になるかとは思いますが、今回はわかる範囲でどのようにカメラを選んだら良いと思うかについて書いていきます。

なお、私も人にあれこれアドバイスできるほど詳しくはないかもしれません。せいぜいデジタル一眼レフをそれなりに操作できる程度ですが、参考になりましたら幸いです。

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まずカメラにはどんな種類があるかについて簡単に触れていきます。ザックリと区切りまして

  • 一眼
    • デジタル一眼レフ
    • ミラーレス一眼
  • コンパクト
    • 高級コンパクトデジタル
    • いわゆるデジカメ

という感じになるかと思います。さらにそれぞれの特徴として簡単に

自由度価格大きさ
重さ
一眼レフ××
ミラーレス
高級コンデジ
コンデジ×

こんなところが挙げられるのではないでしょうか。これらの特徴を踏まえて予算や撮影したいシーンに合わせてカメラを選んでいくことになると思いますので、それぞれのカメラのもう少し詳細な特徴や選び方の指標などについて掘り下げていきます。

デジタル一眼

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まずはデジタル一眼レフとミラーレス一眼について説明します。今回の記事では以下これらをまとめて一眼とさせていただきます。

特徴

一眼の最大の特長はレンズを交換してあらゆるシーンにフレキシブルに対応できる点にあります。例えば小さなものに近づいて大きく写そうと思えばマクロレンズ、運動会や動物園など遠くの被写体を写したければ望遠、ボケを活かした表現をしたければF値(説明省略)の低い単焦点レンズなど、状況に合わせて最適なレンズを選択することでイメージに合わせた自由な画作りが可能です。

シャッタースピードやセンサーの感度などの細かい設定ができるので、多少の知識さえあればカメラ任せでなく自分の要求に沿った設定を行うことができます。もちろん大半の機種ではそれらの設定をカメラ側で自動的に設定してくれるオートモードも搭載しています。またRAW形式で撮影しておけば後から色みや明るさなどを調整でき、より好みの画作りができます。

一方でボディとレンズが別々になっており、センサーサイズも大きなものが多いためトータルでのサイズ、重量はどうしても大きくなってしまいます。比較的ボディのサイズが小さなミラーレス一眼でもコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)と比べてレンズが大きく前にせり出してしまい、とりあえず的にカバンに入れて出かけるには若干の躊躇がつきまとうかと思います。

レンズも別途購入するかたちになるので、コスト面での負担も膨らんでしまうことが少なくありません。描写の優れた高級なレンズは大型で重量のあるものが多いため、運用面での覚悟も必要です。

ボディ(センサー)やレンズにゴミやカビが入ってしまうと簡単にはとれないだけではなく写真にそれらが写り込んでしまう場合がありますので、保管やレンズ交換時にもある程度の気配りが必要です。時々カビの生えたオールドレンズには独特な味わいがあるなどと言ってそのまま装着している人がいますが、レンズで繁殖したカビがボディに伝染るとボディにも味わいが生まれてしまいますので私にはとてもできないです。

選び方

まずは一眼レフかミラーレスかというところですが、大きな違いはボディの大きさです。詳しい説明は省きますが、ミラーレスのほうが薄く、小さく、軽いです。具体的に質量では2〜4倍程の開きがあったように思います。

個人的にはこれから一眼を始めようという方にはミラーレスをオススメしたいです。ミラーレスより一眼レフが優れている点として頑丈さ、オートフォーカスの速度や精度などが挙げられるかと思います。被写体が動き回る場合や極端に光量が不足する場所で安定してピントを得続けたい場合などシビアなシーンでの運用を想定しているのであれば一眼レフを選択肢に挙げても良いかと思いますが、多くの場合ミラーレスでも十分なパフォーマンスを発揮することができるかと思います。

また、スマートフォンなどでの撮影に慣れている人にとってファインダーを覗かず背部の液晶画面で撮影内容を確認できる点は大きなメリットでしょう。画面を傾けて持ち上げたり見下ろしたりしながら確認ができるバリアングル液晶を採用している機種は少なくなく、構図に幅も生まれるかと思います。一眼レフにも大抵の機種でライブビュー(ファインダーを使わず背部の液晶画面に映す機能)を搭載していますが、一部の機種を除いてオートフォーカスの精度、速度が大幅に低下するため個人的にはあまり使うことはありません。

直接の性能とは無関係ですがシャッター音は一眼レフの方が気合が入っており気持ちが良いです。

センサーサイズについて、ミラーレスでは大きくAPS-Cとマイクロフォーサーズという規格があります。一部の機種では35mmフルサイズ、1インチ、1/1.7などを採用した機種もありますが、今回は触れないこととします。センサーサイズについてはだいたい以下の特徴があります。

  • センサーの大きさは APS-C > マイクロフォーサーズ
  • センサーが大きくなると一般的に高画質と言われる
  • センサーの大きさとそれを収めるボディの大きさはある程度比例する
  • センサーが大きくなるにつれてレンズも大型化する
  • センサーが大きいほうがボケを活かした表現をする際有利になりやすい

レンズの選択肢は APS-Cのセンサーを採用しているマウントよりもマイクロフォーサーズのほうが多い (マウントアダプタ{詳細省略}を使用した場合はこの限りではない)です。これらの点を踏まえて大きさやコストの許容範囲内で選択するのが良いでしょう。ミラーレスは機種のリリースが多く値崩れも激しいため、あまりケチって古い機種を買うよりもなるべく新し目の機種を選ぶようにした方がベターかと思います。基本的に新しいボディの方がセンサーやエンジンの設計が新しく、特に暗所での撮影に違いが出ることが多いです。同じメーカー内で同じ時期に発売された機種間にどのような違いがあるのか疑問に思うかもしれませんが、できることには大きな差がないことが大半ですので操作性や堅牢性、ルックスなどの好みで選んでも良いかと思います。じゃあ一番安い機種でいいんじゃないの?と思うかと思いますが、ボタンやダイアルの数が少なかったりして結構操作性に違いがあったり、動画撮影などの付加機能周りでコストダウンが図られていたりするのでこの辺りはある程度違いを把握した上で選択した方が良さそうです。

レンズについて、まずはキットでついているような標準域のズームレンズと安価でF値が低い(=明るい という言い方をすることが多いです)単焦点レンズを一本購入することをオススメします。標準ズームが一本あれば一般的に要求される大体の画角はカバーできますし、単焦点レンズはズームができず構図の決定に自分自身が動く必要がありますが、背景をボカす表現などいわゆる一眼レフらしい楽しみ方ができるレンズで重さやサイズの割に描写が良く、是非一本は持っておきたいところです。焦点距離はAPS-Cなら20mm〜35mm、マイクロフォーサーズなら15mm〜25mmあたりのレンズが使いやすいと思います。(※焦点距離は小さいほうが広角で大きければ大きいほど望遠寄りになっていきます。)

ダブルレンズキットなどの名称でよく標準域以外に望遠域のズームレンズがセットで売られていますが、個人的な意見ですと望遠レンズの出番は意外に少ないです。前述のとおり運動会や動物園くらいかと思います。野鳥などの撮影にも望遠レンズが使用されますが、こういったシーンではより焦点距離が長く高価なレンズが使われることが多いです。圧縮効果を狙ったポートレートの撮影等も想定されますが、最初からそういったものを撮影したいという希望がなければ後から必要になった時に買い増しを検討するのでも良いかと考えます。

欲しい機種やレンズが決まっていれば、中古という選択肢も悪く無いかと思います。保証期間などの違いもあるかもしれませんが、あとは気持ちの問題ではないでしょうか。

メーカーは一眼レフならばキヤノンかニコン、ミラーレスでAPS-Cならソニー、マイクロフォーサーズならオリンパスかパナソニック(というかその2社以外には一部の専門機器以外出ていない)を選ぶのがオススメです。繰り返しますがあくまでも個人的な意見です。

高級コンパクトデジタル

chooseacamera-2

ハイエンドコンデジとも呼ばれ、近年様々なメーカーから新しい機種が発表されているカテゴリです。

特徴

その名の通りコンデジではあるのですが、一眼と同等の撮影機能とRAWでの記録、高性能なレンズなどを備えた上比較的大型のセンサーを搭載していることが多く画質にも優れたいいとこ取りのカメラです。ボディ(センサーや画像エンジン)とレンズが専用の設計になっているため、比較対象の組み合わせにもよりますがシーンによっては一眼を超えるクオリティをより安価に叩き出すことも可能です。

いわゆるコンデジの上位互換を目指すもの、風景の撮影に特化したものなど機種によってコンセプトが異なっており、選択するにあたってより強く「何を撮りたいか、どういうシーンで使用したいか」というイメージを持つことが大切になります。

高級といっても「機能的に」という意味合いが強く、値段も2万円前後からあります。ただし一眼と違いレンズが交換できないため、焦点距離などの関係でどうしても適切に対応できない場面に遭遇することもあります。その場合新たな機種の買い増しや一眼へのステップアップなど最初から一眼を選択する場合よりもコストがかさむケースも考えられます。

選び方

より多くのシーンに対応したいということであればズームレンズ、撮りたいイメージがほぼ固まっているのであればそのイメージに近い焦点距離の単焦点レンズを備えたモデルを検討するのが良いでしょう。

  • ズームレンズの機種

ズームレンズの機種でまず確認しなくてはならないのが、カバーする焦点距離です。よくCMや家電量販店などで「光学n倍ズーム」などの表記を目にするかと思いますが、あれは参考になりづらいです。光学n倍ズームというのはそのレンズの広角端から望遠端まで何倍の焦点距離で撮影できるかというものであり、24mmから96mmまでの比較的使いやすい画角に対応したレンズも光学4倍と言えますが、150mmから600mmまでというかなりピーキーなレンズも同じように光学4倍ズームと言えてしまうからです。ですので、機種を選ぶにあたって見なくてはいけない数字は広角端の焦点距離と望遠端の焦点距離です。ついでですが家電量販店で同じように目にするxx万画素という説明も高画素数=高画質ではないためアテにはなりません。むしろセンサーサイズの大きさに対して画素数は少ないほうが光学的には有利という話も聞きます。詳しい仕組みは理解してないですが、とにかくこの画素数という数字はポスター等の印刷をガンガンやる予定がなければ無視していいと思います。

望遠端はどの機種もおおよそ100mm前後になっていそうですので、注目すべきは広角端かと思います。28mmスタートのものが多いようですが一部の機種では24mmスタートとなっており、こちらの方が広い画角を得ることができるため風景撮りでは一般的に有利とされます。

あとは一眼と同様にセンサーサイズやレンズのF値によってボケを活かした表現のしやすさが変わってくるので、そういう点に注目してみるのも良いかと思います。

あまりこのカテゴリのカメラを使ったことがないのでなんとも言えませんが、ソニーのRX100あたりはいろいろな方面から非常に良い噂を耳にします。

  • 単焦点レンズの機種

単焦点レンズのコンデジには割り切った運用が求められます。ズームができないため得意とする画角以外のシーンでは「撮れないこともないかもしれない」ぐらいのある種諦めに近い気持ちが必要です。

その代わりにうまく決まった時はその筐体サイズからは想像ができないような圧倒的な描写を誇ります。レンズも明るいものが多いためボケを活かした表現も得意です。

人によって使いやすい焦点距離に違いがあるため選び方は完全に好みの問題になりやすいのですが、28mmあたりの機種ですと風景から人物、静物まで対応できて使い勝手が良いように思います。具体的なところでいうとSigmaのDPシリーズRICOHのGRなどがオススメです。最近の機種を使ったことがないのでわかりませんが、Sigmaの方が画質と引き換えに他の全て(操作性や記録のレスポンス、暗所性能)などを犠牲にしているイメージでした。過去に両方使った時にはGRの方がDPよりもやや写りは悪いですが、レスポンスも良く使いやすかったです。

いわゆるコンデジ

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画像は私が10年前に初めて購入した200だか300万画素のコンデジです。

特徴

説明不要。皆さんご存知のデジタルカメラでございます。とにかくシャッターを押すと写真が撮れます。

近年スマートフォンのカメラもバカにできないクオリティになってきているため、やや苦戦を強いられているイメージがあります。そのせいか値段は1万円前後からと非常にお手頃です。

選び方

先ほど述べたとおりスマートフォンのカメラの性能が非常によくなってきているため、あえてこのカテゴリのカメラを選ぶとなるとスマートフォンでカバーできないシーンでの運用を想定する場合になるかと思います。

  • 海や川など

防水機能つきのスマートフォンもかなり一般的になりましたが、いざ海や川に沈めて写真を撮ろうと思うとなかなか勇気がいりますし、静電式のタッチパネルが水中ではうまく操作ができなかったりします。こういう状況での思い出の記録には防水のデジカメが便利です。

  • スポーツなどタフさが求められるシーン

スポーツやレジャーなどにおいて、落としたり汚したりする心配があるためスマートフォンでの撮影を躊躇した経験がある人も少なくないかと思いますが、そういった状況にマッチしたデジカメも各社から発売されています。

  • 光学ズームがどうしても必要になった場合

光学ズームを搭載したスマートフォンはほとんどないため、ズームが必要になった際はデジカメの導入がオススメです。

まとめ

かなり長くなってしまいましたが、今後趣味として撮影をキチッとやってみたいということであればミラーレスを、そっとカバンに忍ばせて要所で綺麗に残したいということであれば高級コンデジを選ぶのが良いかと思います。

「専用機器だし画質もいいのだろう。スマートフォンよりちょっと良いクオリティで写真を残したい」という軽い気持ちでカメラを選ぶ場合であっても高級コンデジの検討を強くオススメします。もちろん意見は個人的なものです。

また実際購入する前に、家電量販店等で一度実機を触るべきです。吐き出す絵の好みや操作感などは触ってみないとわからないことが多いです。

近いうちに「撮影モードとかよくわからないし結局フルオートしか使ってないわ」という人向けにぜひ覚えて欲しい設定等について上から目線で書いてみようと思います。

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