【イベント後記】NITRO-V

ありがたいことに年に何件かパーティフォトを撮らせていただく機会があるので、せっかくですし告知だけでなく納品した写真から使用許可が出たものやオフショットなどを交えて今後は撮影後記・裏話のようなものをつけていきたいと思います。

パーティレポートとしてですと私自身知らない曲が多かったり「誰々が何々をかけた！」とか「圧倒的なパフォーマンスでフロアの盛り上がりは最高潮だ！」みたいなツキナミなコメントに終始してしまいそうだったりするので、あくまで撮影担当の日記的な立ち位置で読んでいただければと思います。

なお、写真の取り込みから選別、現像等の処理がありますのでイベント当日から日記の投稿までにはそれなりのラグがあることを予めお伝えしておきます。

ニトロと言えば酒と女のパーティ(クラブイベントではないと主催者の談)というイメージですが、今回も例に漏れずこんな感じ。早い段階でテキーラの空き瓶が積み上げられ、オープンから1時間程度で意識を失う何しにきたんだ級のお客様(や出演者)が散見されました。

以前は会場内の自販機が使えたのですが、今回はガムテープが貼られ使えないようになってしまっており、ソフトドリンクによる水分補給を酒で補ってしまっていた方が多かったように思います。

クルーによる爆撃が最初から最後まで続き、「注文もしてないのに酒が向こうから来るんだよ」とお客さんから何も見ていない目で言われたのがとても印象的でした。

こうした音楽イベントにおいて、酒を何本空けた、俺は何杯飲んだみたいのは全然ステータスにならないし、各位の許容できる範囲で楽しんでいただけたらいいのではないかと思いました。

他の出演者も魅力的なメンツが揃っていたと思いますが、今回の目玉はなんといっても彼、PANDORUMでしょう。

彼はまだ若く、見ての通りの好青年でややシャイなところがあるのか、最初はパフォーマンスに迷いがあったように見える部分もありました。しかしながらお客さんの盛り上がりを受けて彼も安心したのか、彼自身のハイクオリティな楽曲も手伝って徐々に動きにキレが生まれフロアを盛り上げ続けていました。

フロアには最初から最後まで全力で暴れ続けるタフガイたちが集まっていましたが、彼のDJが続くにつれなぜか服を脱ぐ人が後を絶たず、最終的にかなり肌色になってしまいました。

そんな彼らの矢面に立ち続けていたPANDORUMは控室に戻ると「クレイジー、クレイジー」と連呼していました。そして次にDJを控えながら横たわる狗神さんを指さして「彼は昼間、俺を電車で片道2時間もかけて鎌倉まで連れて行ってくれたからとても疲れているんだ」と優しさを披露していましたが、多分狗神さんはテキーラをしこたま流し込まれて死んでしまっていたんだと思います。

イベント全体を通して、ニトロ初期のような立ち上がることのできない人が続出する感じもなく、みんないい笑顔をしていたと思います。asakoさんは時間が経つにつれ理不尽な暴力を振るっていました。

パーティが終わりPANDORUMを浅草のホテルまで車で送りながら、車内では基本的に下品なトークで盛り上がっていました。私自身の英語力が非常に乏しいのであまりわからなかったのが悔しいですが、ちょっとあまりここに書ける内容ではなかったです。

ただ、ゲームの話題になったときはちょっとそれまでとはテンションが変わっており、彼は任天堂のゲームがとても好きなようだと感じました。

今回の日本での滞在を非常に楽しんでくれていたようで、きっとまた来てくれるんじゃないかなと思います。その時にはみんなで64で遊ぶ機会を設けてみたいですね。